【始まり】
2021年度に当協会で実施した『「いま」と「未来」を変える事業の公募』にて株式会社Darajapan 提案の『主にタンザニアにおける、若者へのIT学習機会の提供と就業支援』事業を選定し、協会事業として業務委託しました。詳細はこちらから。
【現状】
これは、「教育」というよりは 「学習機会の提供」そして「就業に繋げる」ことが趣旨で、彼・彼女らが『自主的に伸びていくことをサポートする』事業です。
2023/03時点
・主に、多少の知識があり更に学習を希望する若者に、学習場所・パソコン・Wifi環境・教材を無償で提供し、5名のメンター(講師兼サポート役)の支援により実施、13名の生徒(平均年齢 23.3 歳、男女比7:6)が学習中です。
・メンター構成:ZOOM経由の日本人4名、タンザニア人1名、いずれも20~30 歳代
・学習内容:
①ウェブソフトウェアコーディング
②グラフィックデザイン
③アプリ開発のためのコーディング、フレームワーク設計
上記3コースがあり、各生徒が自ら希望し学習することを基本に、適宜サポートする形で進んでいます
・ソーシャルビジネスに関心がある日本の若者にサポート役として活躍してもらうことで、間接的に日本とタンザニア両国の青少年育成にも寄与しています
・就業支援:
★Darajapann代表の角田さんは次のように語っています。
『課題が山積みのタンザニアですが、可能性は無限大だと思っています。何よりも人口増加は経済発展を予感させます。自ら学習する若者も見受けられるようになりました。停電で勉強できない、インターネットがないので調べることができない。こんな悪条件に置かれた彼らに、なんとか教育や訓練の機会を提供していきたい。ビジネスで収入を得られるようになれば、彼らはさらに機会を得られ、秘めた力を発揮できるはずです。』
★この事業では、Darajapan自体がIT関連の受注を受け、受講生の彼・彼女らがその仕事に取組むことでビジネス収入の感覚を肌で感じ秘めた力を発揮していく事を目指しています。
学習開始後まだ1年、受注した業務は2件に留まっていますが、今後の受注拡大に向けて、リアル&ネット経由でいろいろな顧客へアプローチを行っています。